今回の「非日常お出かけ」は、河内ワインのワイナリー見学です😊
ウチの地元(柏羽藤)は、ちょっと山に入るとぶどう畑がいっぱいあります🍇
峠の間を走る「フルーツロード」という道がある位で、プチ山梨って感じの景色が広がっています。
夏から秋は、あちこちの道端でぶどうを売っているのをよく見かけますが、デラウェアがほとんどですね😌
子供の頃はよく食べたし、お盆のお供えにもデラウェアが届きます🙂
そんな環境で育ったにもかかわらず、こんなに身近にワイナリーがあるとは知りませんでした😅
見学&試飲できるワイナリーが2軒もあるとは…。
バイト仲間の大学生のYouTubeで紹介されていて、自分も行ってみたくなったので、出撃してきました(笑)

それでは、行ってみよっ!
ワイナリー見学
人生初か? と思いきや、実は2度目のワイナリー見学。
1度目は、オーストラリアのバロッサ・バレーのワイナリー見学でした。
数カ所のワイナリーとドライフルーツを作っているところをマイクロバスで巡るツアー🚌
テイスティング三昧で良い調子&お買い物、マイクロバス1台分の酔っ払いの出来上がりです(笑)
いろんな国の人がいましたが、帰りのバスの中はlet it beの大合唱♪

ビートルズは世界共通語なんですな。
今回は調子に乗って買いすぎないように注意しなくちゃです (^^ゞ
スポンサーリンク河内ワイン
河内ワインは羽曳野市の駒ヶ谷という所にあります。
ワイナリーの存在は知りませんでしたが、河内ワインは、実は私にとっては馴染みのあるワインでした。
亡き母が、ナイトキャップに毎晩ちびちび飲っていたので😅
キッチンの下の棚の扉を開けると、なんと赤ワインの一升瓶が…。
その一升瓶に貼ってあったラベルが「河内ワイン」でした😓
テレビを見ながら毎晩寝落ちしていた母を、

もーっ、寝るんやったら布団入り!
と起こしていたのも、今となっては良い思い出です🙂
ワイナリー見学会
この度は、6名以下から予約可能の少人数見学会に参加してきました。
早めに出たので、30分以上前に到着、ちょっと早すぎました💦
参加費
●平日 お一人様 2,200円(税込)
●土日祝 お一人様 2,750円(税込)
●全日 14時~
●受付:河内ワイン館
外のベンチで一服後、小雨が降ってきたので中に入ることに。
見学者が揃うまで、ワイン館の中をウロウロ見て回りました。
ワインだけではなく、梅酒もあります😮
G20サミットの晩餐会で供されたスパークリング梅酒なんてのもありました。

おいしそ…。
暖炉発見。
よくあるインテリアかと思いきや、なんと本物です😳
外が寒かったので、しばし暖を取らせていただきました😊
そうこうしているうちに、続々と見学者到着。
若い女性3人組、女性2人と男性1人のグループ、あと遅れて到着する予定の2人と私の9人が今日のメンバーです。

平日なのに結構来るのね。















醸造施設へ

それではご案内します。
一同、醸造施設へと向かいます。

あ、そうや、見学するんや…。
私の脳内が、先に試飲のほうに行っちゃってた事はナイショです(笑)
扉を開けて入ると、小さなスペース、その奥にある2つ目の扉の先に醸造所がありました。
現在はシーズンではないので、実際に醸造はしていませんが、施設内は、ほんのりとワインの香りがします🍷




ぶどうについて
基本、ワイン用と生食用は違います。
生食用には種はありませんが、ワイン用のぶどうには種があります。
渋みとか風味に関係してくるんですね🤔
他にも、重量や1粒の重さ、糖度なんかも違います。
生食用で大事なのは糖度や香りですが、ワイン用はそれに加えて、旨みや酸味なんかも重要なんですね😌

子供の頃から食べてたデラウェアは生食用よねー。
と思いきや、ワインもあるとのこと、それは楽しみです!😃
ワイン醸造
シャルドネなどの白ぶどうは白ワインに、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどの黒ぶどうは赤ワインになります。
ちなみに、デラウェアの果皮は赤いですが、白ワインの仲間です☝🏻
工程
まず、除梗と呼ばれる実と房を分ける作業をします。
その後破砕し、白ワインはすぐに絞ります。
赤ワインは、除梗・破砕の後しばらく放置して(時々かき混ぜる)、前発酵させてから絞ります。
その後は、
発酵→ろ過→熟成→瓶詰め
という工程を経て、無事出荷されるのです🚚



クラシック展示
ワインタンクの反対側には、梅酒のタンクが並んでいました。
その向かい側には、古の機械や樽の展示が😮




入社資格
展示の中に「謎の穴」が…🤔

これは、ワイン樽の入り口と同じ大きさの穴で、この穴をくぐれないと、樽の中に入って洗浄することができないので、昔は小柄な人しか採用されなかったそうです。

私はデカいから不採用だなぁ… (笑)
奈良の大仏さんの鼻の穴くぐりのようですね😅


酒石酸
古い樽の中にベンチをこしらえた、休憩スポットがありました。
樽をよく見ると、キラキラと光る粒があちこちにあります。

これは、ワインからできる酒石(ロッシェル塩)と呼ばれるもので、なんと潜水艦のソナーの材料になったそうです😳
この酒石のおかげで戦時中もブドウ作り、ワイン造りは廃れなくて済みました。
「ブドウは兵器だ」なんてポスターも貼られていたらしいですよ。







試飲会
いよいよお待ちかねの試飲会、個人的には、デラウェアのワインが楽しみです💕
食べ慣れてはいますが、ワインは飲んだことがないので。
今回の試飲のラインナップにはありそうなので、期待大です😋
カウンターには、空のグラスと紙コップに入ったお水、ワインに合うおつまみが用意されています。
それでは、試飲会スタートです!😃

ワイン
金徳葡萄酒デラウェア(新酒)
なんと、いきなりのデラウェアです。
しかも、ヌーヴォー✨
さすが河内名産の葡萄ですね😌
アルコール分は12%、甘い香りと爽やかな酸味ですごく飲みやすいです👌🏻

大阪・河内のデラウェアづくりには100年を超える歴史があります。
河内ワインHPより
「金徳葡萄酒デラウェア」は、選び抜いた果実から生まれる年に一度の限定品。
もぎたての葡萄を頬張っているかのようなフレッシュな香りと広がりのある酸味が特徴的な、和食にも合うワインです。
KIEI 駒ヶ谷デラウエア 2024
次もデラウェア🍇
アルコール分は10%、「女子向け」って感じの甘いワイン、ヌーボーよりさらに甘い香りがします。

自社農園で収穫したデラウエアを発酵途中で止め、甘さ を少し残して仕上げたセミスウィートワイン。
河内ワインHPより
KIEI 駒ヶ谷デラウエア オレンジ 2024
アルコール分は12%、1番気になっていたオレンジワイン、意外に辛口でした😮
ビジュアルは1番インパクトありますね。
キレイなオレンジ色です😊
このオレンジワイン、海外では「オレンジ」ではなく、「アンバー」と呼ばれているそうです🙂

駒ヶ谷で収穫したデラウェアを3週間皮ごと漬け込んで醸し発酵した色味鮮やかなオレンジワインヌーヴォー。
河内ワインHPより
デラウェアの新たな可能性を追い求め作った新商品。
河内ワイン KIEI 駒ヶ谷デラウエア オレンジ 750ml/3本
金徳葡萄酒 ロゼ
アルコール分は12%、綺麗なピンク色で、スッキリと飲みやすい、こちらも「乙女向け」でしょうか(笑)

ルビーに近いロゼ色で、豊富な果実味としっかりした構成は冷やしてカジュアルにも楽しめる一本。
河内ワインHPより
甘すぎず、辛すぎず、スッキリとした上品な味わいに仕上がり、愛らしい後味が尾を引く一品。
金徳葡萄酒 マスカットベリーA
アルコール分は11%、意外に低いですね😮
実は私、普段飲むワインはほとんど赤です。
それも、どっしりと重ーい感じのワインをスモークチーズと一緒にいただくのが大好きです😋
これはもっとカジュアルな感じで、ワイン単独でアテ無しでもイケそうです、私は(笑)

果実味豊かなマスカットベリーAを使用した赤ワイン。華やかな果実の香り、軽やかな口当たりと爽やかに広がる余韻。
河内ワインHPより
控え目なタンニンとバランスのとれた味わいは飲みやすく、飽きのこない1本。
金徳葡萄酒 メルロー
アルコール分は12%、すみません、この辺からだんだん記憶が曖昧になってきました😅
見た目から、

重ためかな?
と予想したのですが、思ったよりは、飲みやすかった印象です。
詳しくは、河内ワインさんの紹介文で(笑)

2018年収穫したメルローを、1年間じっくり樽で熟成させました。
河内ワインHPより
ほのかな樽香と優しい果実の香りは、素朴で暖かい駒ヶ谷の空気のように。
さらに柔らかい口当たりで、より河内ワインを身近に感じて頂けるようなワインに仕上がりました。
大阪/河内ワイン 河内葡萄酒 メルロ 赤 辛口 750ml W720
金徳葡萄酒 スウィート ロゼ
アイスワインです。
大丈夫、これは鮮明に覚えています(笑)
キンキンに冷えているのに、めっちゃ甘いです😋

もはや解説の体をなしていない💦
アイスワインや貴腐ワインって、白のイメージなのですが、これはロゼなんですね😮
昔、父がワインの頒布会に入っていた時に、ちょいちょいテイスティングさせてもらっていたのですが、アイスワインも貴腐ワインもボトルが小さくて高価なんですよね、そして、どちらもすっごく甘いです。
おいしいのに、ちょっとしか飲めなくて残念でした(笑)
ちなみに、アイスワインと貴腐ワインの違いは、アイスワインは、冷凍したブドウを用いて作り、貴腐ワインは菌により貴腐化したブドウを用いて作られます。

完熟カベルネフランの果汁を凍らせて旨味を凝縮させた後、発酵させて作った贅沢な甘口デザートワイン。
河内ワインHPより
「ほっ」とひと息つくような美味しさで、食前酒や食後酒としてもお楽しみ頂けます。

梅酒
ゴールデンパーティ
アルコール分は13%、スパークリングタイプの梅酒です🙂
炭酸水とのブレンドではなく、直接炭酸ガスが注入されているそうです😮
先に少しだけ触れましたが、G20サミットの晩餐会で振る舞われました。

梅酒界の巨匠、金銅一爺さん率いる河内ワインの4代目、金銅重行氏が梅酒界の先導者として造り上げたスパークリングタイプの梅酒。
河内ワインHPより
秘蔵の長期熟成梅酒をベースにさまざまなヴィンテージの梅酒をブレンドしています。
味・香りともにボリューム感があり、ソーダで割った梅酒とは一線を画す仕上がりです。
冷凍庫でよく冷やした“Golden Party”をフルートグラスに注げばパーティー・シーンにもピッタリです。
河内ワイン ゴールデンパーティー 白泡 甘口 720ml W775

フルートグラスって何やろ?
コレです。
弁天福梅 ~葡萄仕込~
アルコール分は12.4%、これも、梅酒の中では1番気になっていたものです😃
赤い梅酒って珍しいし、弁天様のイラストも可愛らしくて、なんだか女子っぽい(笑)
ぶどう果汁が入っています🍇

葡萄と梅酒の魅惑のマリアージュ。
河内ワインHPより
ワイン蔵の周りには葡萄畑が広がり、夏の暑い時期には蔵人総出で収穫が始まります。
一房ひと房、丹精込めて作られたワイナリーのみずみずしい葡萄。
その中でも食べられる為に作られたとっても甘~い「ベリーA」を贅沢の使用。
その華やかな香り、甘みと酸味のバランス。もう一口・・・と自然に手が伸びてしまう味わいに説明の言葉はいりません。
梅酒を漬ける時って、通常はホワイトリカーや焼酎を使いますが、今回試飲させていただいた梅酒は、すべてブランデーベースです。
どれもただ甘いだけではなく、ありきたりな表現ですが「芳醇」というか良い香り、深い味わいですね😌
布袋福梅 ~美味爽々~
アルコール分は12.4%、布袋さんは梅ジャム入り、1番人気の梅酒だそうです☝🏻

トロリ梅酒のにごり酒、新しいわ…。

究極の梅果肉のにごりを表現。
河内ワインHPより
「梅の果肉をたっぷり感じてもらいたいと考えた結果、梅のコンフィチュールを造る事にしました。
にごり福梅の為に特別に造られた奈良・王隠道農園の完熟梅のコンフィチュールはまさに贅沢品。
フルーティーでジューシーな梅の酸味と果肉のとろみがじゅわっと口に広がって、ブランデーのコクのある甘い余韻が響きます。
弁天様はぶどう果汁入り、布袋さんは梅ジャム、他も少し書いておきますね🙂
大黒さんは黒糖、毘沙門天は梅果汁入りだそうです。
ラベルの秘密
ワインのラベルには、どれも同じ山が描かれています。
この山は二上山、なんとヤマガラさんと遊べる私の大好きな山です😃
ちょっとうれしい(笑)

そして、太陽や月、星、虹が描かれています。
これらは、飲むのに適した時間を表しているそうです。
それによると、デラウェアヌーヴォーの飲み時は、朝ってことになりますよね?

ホンマか? 😅

ちなみに、「虹」はオールタイムOKとのことです。
おかわりOK
今回の試飲は、ワイン7種類、梅酒3種類の合計10種をテイスティングさせていただきましたが、希望すれば1杯500円で他のものも試すことができます👌🏻
せっかくなので、創業85周年記念のシャルドネを飲ませていただきました。
が、お察しの通り、もうただの酔っ払いになっていたので、おいしかったのは確かですが、詳しい解説は不能です(笑)
気になる人は、ぜひ飲みに行ってくださいませ😅

購入品
ワインと梅酒、それぞれ1本ずつ購入しました😃
ワインの中では、やはりデラウェアが感じられ飲みやすくて1番気に入ったので、デラウェアヌーヴォーを購入。
梅酒は、女子なので弁天様を(笑)

現在、ワインはまだ開けていませんが、赤い梅酒を少しずつ楽しんでいます🙂
最初は、夜寝る前に少しずつ飲んでいたのですが、最近はアペリティフ(食前酒)として登板しています。

私には、寝落ちしても起こしに来てくれる娘はいないので…😅
アペリティフと言うと聞こえは良いですが、要するに、晩ご飯を作りながらチビチビやっているだけです(笑)

ほろ酔いクッキング、楽しいよー (^^ゞ
女将のひとりごと

少量ずつだから、大したことないよね…。
と思っていたのですが、終わってみれば結構なゴキゲンさんになっていました(笑)
たぶんグラス2杯分ぐらいは飲んだと思います💦
遅れてきた2人は、関東からの旅行者で、先に柏原市にあるワイナリーに行ってから、こちらに来たそうです。
なんと、はしごワイナリーです、すごいな…😳
他の見学者たちも、追加でおつまみやワインをジャンジャン購入していました(笑)
とても楽しく、飲んで笑って

人類皆兄弟!
みたいな気分になったのでした(笑)
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