【深堀隆介展2025】金魚アートに癒される!あべのハルカス美術館「水面のゆらぎの中へ」感想ブログ

生活

今回のお出かけは、趣向しゅこうを変えて、美術館です🖼️

8月19日、あべのハルカス美術館でやっている「深堀隆介展 水面のゆらぎの中へ」鑑賞かんしょうしてきました。

私は絵画の良し悪しがわかる人ではありませんが、金魚は好きで、扇子せんすとかレターセットとか、夏場は金魚がらのものを時々買います🙂

実は私、美術館にはちょっとしたトラウマがあるのですが、

金魚なら大丈夫でしょー

ということで行ってきました😃

今回は、感じたことを思いつくまま書いてみようと思います。

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幼き日のトラウマ

子供の頃、ガールスカウトか子供会かは忘れましたが、天王寺美術館に連れて行かれた時に見た絵がこわくて、眠れなくなったことがあります😓

作者名は忘れましたが、「知りすぎた男」というタイトルで、自分の顔を手に持った人の絵でした。
頭部には、顔のあった場所にくぼみがあり、顔を持つ手の、指の関節全部に目のあるグロテスクな絵でした😱

人の心の暗部あんぶを表現したものだと思うのですが、そんなもん、子供にとっては恐怖キョーフでしかありません😥

引率者いんそつしゃは、何を思って子供たちをそんな恐怖のやかたに連れて行ったのか、

今もって、ナゾです

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あべのハルカス美術館

あべのハルカスの16階にある美術館で、

近くだし、一度行ってみたいな

と思いながら、来たことはなかったのですが、今回、金魚につられて(すくわれて?)初めてやってきました(笑)

エレベーターで16階まで一気に上がります。
中庭もあって、展望台は58〜60階ですが、この中庭でも結構良いながめです👌🏻

エレベーターホールのジオラマ
中庭
展望、いいですね。
展望台はここからもっと上にありますが (^^)
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金魚絵師

金魚に魅せられ、創作を続ける美術作家・深堀隆介。透明樹脂にアクリル絵の具で何層にも重ねて描く「2.5 Dペインティング」とも称される斬新な技法により立体感のある金魚を作り出してきました。その作品は、まるで目の前に水があり、命のある美しい金魚が泳いでいるかのような迫真性を観る者に与えます。

パンフレットより

深堀氏は制作に行きまり、アーティストの道をあきらめようとした時、部屋で7年間飼っていた1匹の金魚に目が止まり、描き始めました。
その時のことを、みずから「金魚救きんぎょすくい」と命名しています🙂

インタビューの中で、「作品の制作中、金魚のニオイがしてくる、そうなると良い作品になる」と語っています😮

「金魚のニオイ」って、金魚を飼ったことのある人ならわかると思いますが、独特のニオイありますよねー😌

生臭なまぐさいんだけど、ちょっと金属的なとがった魚臭さというか… 、アレかな?

と、勝手に想像してみる(笑)

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リアル金魚だーw

撮影OKな場所は、限られたごく一部なのですが、リアル感、伝わるかな?

春ノ桶
百済

金魚酒エリア

ポスターや入り口にあるますに入った金魚、「金魚酒」シリーズは有名ですが、深堀氏によると、「和の枡と金魚は相性が良く、枡のおかげで横から見ることはできないので、技術的な部分をかくすのにも都合が良かった」とのこと。

撮影不可のエリアですが、深堀氏のヒストリーと、この「金魚酒」シリーズをたくさん見ることができます😊

方丈ノ夢

昭和の「お茶の間」ですねー、現代版もとい「昭和版方丈庵ほうじょうあん」といったところでしょうか?😌

ここは撮影可能なので、いっぱい写真撮りました🤗

横から撮ってみましたw
扇風機、回ってますw
「蚊やり豚」なつかしー♪ 金魚が噴き出してくる感じが「崖の上のポニョ」みたいですね。
金魚すくいでよく見る感じ☆
畳に映る影もリアルです (^^)

死せる君影

にぎやかなお茶の間を囲むように展示されていた絵画は、それまでとは対照的に、静かでひんやりした印象のものでした。

魚は亡くなるとおなかを上にして浮かんできますが、そんな風な絵もありました😮

動と静、生と死のエリアなのでしょうか🤔

「韓雪(からゆき)」死んで浮かんでいくのか、生きていて深く潜ろうとしているのか?
「鏡(きょう)」
「白澄」?「空密」?

そんな中、ひときわあざややかな「死せる君影」、この作品は、深堀氏のお父様が亡くなられた後に描かれたそうです。

金魚ははらを上にして浮かんでいるので、亡くなってはいますが、ぱっくりと割れた腹の中に見える銀河ぎんがと、そこからあふれ出ていく光、背景の赤には躍動感やくどうかんを感じます🙂

鎮魂ちんこんと言うよりは、再生、転生といった未来に向かっていくメッセージのように思えるのは私だけでしょうか?😌

フレームの装飾もすごい!

トラウマ克服!

子供ではないので、重いテーマの作品を見ても、もう怖くはありませんが、

これがアートってものかー

と、勝手に納得なっとくして、無事トラウマを克服こくふくできたような気がしています(笑)

深堀先生、ありがとう!

金魚ノ歌 深堀隆介 (著)

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お土産コーナー

「すみっコぐらし」とのコラボ商品や金魚グッズ、なぜか万博コーナーもありました😅

すみっコ金魚
万博コーナー、70年万博の「太陽の塔」もあります
富岳三十六景 神奈川沖浪裏 波乗りミャクミャクw
私もコラボしてみた(笑)
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カフェ チャオプレッソ

美術展を出て、目の前のエスカレーターを上ったところにあるカフェで、ブラッドオレンジジュースかブラッドオレンジグラニータ(フローズンです)を注文して、展覧会てんらんかいのチケットを見せると、なんと「金魚酒」のオリジナルコースターがもらえて、ジュースも50円引きになります!😳

ちなみに、金魚を連想れんそうさせる赤ということで、ブラッドオレンジなのだそうです😃

「金魚酒」コースターGet!
景色もgood👍
個室もあるよ
喫煙用の個室はありませんが、喫煙スペースはあります。
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まとめ

久しぶりの美術館でしたが、猛暑もうしょ下界げかいとは対照的に、天上てんじょうの美術館は、金魚たちと一緒に水の中にいるような気がして楽しかったです😊

このハルカス美術館は、カジュアルな展示もやっていて、次回は「ブラックジャック展」らしいです。

手塚ファンの方、もし観覧かんらんされるなら、帰りにカフェに寄ることをお勧めします☝🏻

「ピノココースター」とか、もらえるかも?

知らんけど(笑)

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