さて、今回の「非日常お出かけ」は屯鶴峯登山、「小学校の遠足で登った山に登る」mission 、3つ目の山です🙂
地元の小学生が登る山は、葛城山・二上山・金剛山・屯鶴峯で、葛城山と二上山は昨年クリア👌🏻
屯鶴峯は一番低くて、歩行距離も短いので、遠足では1番最初に登る山だったと思います😌
もっと早くに行ってもよかったのですが、ヤマガラさんと遊ぶのがあまりにも楽しくて、去年は二上山ばっかり登ってしまいました💦
冬山を私が登るのはあまりにも無謀なので、冬は山はお休み🙂
春になったので、まずは慣らしで低い屯鶴峯に登ってから(といっても、お花見がてら既に一度二上山に登っていますが😅)、次は金剛山に登ろうという企画…だったのですが、フタを開けてみれば、今回もまた、大冒険&大発見の山登りになってしまったのでした (^^ゞ

それでは、行ってみよっっ
屯鶴峯専用駐車場
万葉の森駐車場(二上山じゃない方) と同じ位の規模の無料駐車場、7〜8台は停められるかな?

トイレがあるので、山に入る前にここで済ませておきます🙂
友人からもらった香港土産の桜の香りのポケットティッシュを持ってきました。
ウエストポーチに縦に入れても入るコンパクトサイズで、重宝します👍🏻

と思いきや、トイレットペーパーはありましたね💦
水洗で普通にきれいなトイレでした😅

「どんづる峯入り口」と書かれた看板の矢印のほうに歩くと、すぐ登山口に⛰️
ここはダイトレ(ダイヤモンドトレール)の起点でもあります😃



屯鶴峯
屯鶴峯について
屯鶴峯は天然記念物です。
屯鶴峯(どんづるぼう)【奈良県指定天然記念物】
屯鶴峯は、今から数百万年前に二上山の火砕流(かさいりゅう)や火山灰などが水中に堆積し、その後の地殻変動によって隆起しました。さらに、長い年月をかけて侵食され、現在の姿になりました。古くは古墳の石棺材や寺院の基壇(きだん)などの石材として利用されていました。
遠くから見ると、鶴が屯(たむろ)しているような奇観のため、この名称で呼ばれるようになったと言われています。【注意事項
香芝市の案内看板より
白い岩肌部分は石質がもろく、非常に滑りやすく危険な上、岩肌が削れることにより景観を損なう恐れがありますので、立ち入らないようご協力をお願いします。 香芝市

昔、ハワイのキラウエア火山を歩いたときの景観に少し似ています😮
火砕流と言われれば納得がいきますね。
あちらは活火山で、黒い地面に、時々、赤いマグマがボコッと出てきたりしていましたが、あの黒い地面を真っ白にしたら、多分こんな感じです😌
看板にある通り、岩肌はもろくてすぐに崩れる上に、滑りやすいです。
遠足で来た時は小学生の感性で、ズルズル滑るから「どんズルぼう」だと思っていました(笑)








計画ミス
今回は、ヤマレコの登山記録を参考に、自分で地図を作ってみたのですが、大失敗😓
小学生の時には行かなかった地下壕に行ってみたかったのですが、ルートに入ってない💦
東周りの山道を折り返して国道沿いに戻ってくるというしょーもないルートになってしまいました🙁
ケガの功名…なのか?
地図を作り直すのはめんどくさい…、というか、やり方がわかりません😅
まぁ、地下壕の位置はなんとなくわかるので、

後で、いつも通り脱線するか… 。
と思いながら歩いていると、なんと「西地下壕へ」と書かれた道標が‼️

意図しないところで、既に私は脱線していたのでした(笑)
小学生の記憶では、乾いた白い砂漠のイメージしか覚えていませんでしたが、意外にレインフォレスト的な湿地も多く、小川もちょいちょい見かけますねー😮


地下壕

地下壕に到着。
「西地下壕」という札がかかっているということは、「東地下壕」とか「南地下壕」とかもあるのかな?
立派な洞窟で、身長170cmの私がかがむことなく立っていられる高さと広さがあります😮
2つある穴の1つはトンネルになっていて、反対側の光も見えます。
出口まで行ってみたかったのですが、水が溜まっていてちょっと無理そう…。

今度来る時は、ヘッドランプと長靴を持ってきて踏破してみよう!



スマホのライトだと今イチですし、万が一落として水没したら一巻の終わりです😅
これからの季節は日が長くなっていくので、あまり心配ないとは思いますが、日帰り登山でも、過去に2回下山中に日が暮れて怖い思いをしたこともあるので、やはりヘッドランプは必要ですよね。
使わなくても持っておくべき装備でしょう😌

「日帰り登山なら、このくらいで充分でしょう」な、社長お勧めのヘッドランプ
地下司令部壕
この地下壕については、全然知らなかったので、少し調べてみたところ、戦時中に基地として使用するべく掘られていたようで、中は思ったより広くて複雑なようです。
横穴もある、というか縦横に広がっていて、皇族用のベッドと思しき石棚もあるらしいです。
完成する前に終戦を迎えてしまったので、この地下壕は、基地として使われることはなく、放置されたままになっているのだそうです。
ますます探検したくなったのですが、検索ワードに「屯鶴峯 地下壕」と入力すると、「心霊」というワードも出てきました😳

アカン! これ行ったらあかんヤツや…
知らない英霊についてこられるのは困るので、洞窟探索は諦めることにしました😅
代わりに、洞窟内の地図や、中に入って動画を撮っている人のブログがあったので、貼っておきます (^^ゞ
小休止

洞窟の入り口付近には、赤いカエルがいました😮
珍しいので写真を撮ったのですが、近づくと逃げるのでズーム撮影したところ、超ピンボケになってしまいました、残念😓
地下壕周辺は、涼しくて気持ちよかったので、しばしひと休み😌
腰を下ろして、周囲の苔やシダを撮影していると、カサコソと葉ずれの音が…🍂
なんと、私のすぐ隣に、先程の赤いカエルと同じコがw

ヤマアカガエルというそうです。
出張モデル、ご苦労(笑)
少し冷えたのか、鼻がぐずぐずしてきたので、お土産のティッシュを取り出しました。
が、なんと! これはポケットティッシュではなく、ペーパーナプキンでした😅

背に腹は変えられないので、もったいないけど鼻をかみました😓
チーン!

あ、サクラの香りがする… (笑)




山頂
ぶらぶらと山頂へ。
山頂といっても154mで、比較的なだらかな斜面をゆっくり登る感じなので、そんなに体力は要りません👍🏻
その割には、奇岩や洞窟と見所もあるので、初心者や年配の方も楽しく登れるんじゃないでしょうか😊



山頂到達
山頂には大きな鉄塔がありました😮
それなりの展望で、お向かいに二上山も見えます🙂



山頂は岩やら湿地やらではなく、草地の広場だったので、今まで持ってきてはいたけど使ったことのなかったレジャーシートを広げて、ここでお弁当を食べることにしました🍙
誰もいなかったので、20分ほどお昼寝もしました(笑)

レジャーシート持っててよかった😃



下山
登ってきたところからは、反対側にある北入口に向かいます🙂
計画では、北入口から出て国道を歩いて駐車場に戻る予定です🅿️
途中の分岐で「楡の広場」という表示が出てきました😮
少し気になったので、そちら方面に歩いて行ってみると、ちょうど広場から登ってきた老夫婦に出会いました🙂

すぐそこらしいので、安心して脱線します(笑)


楡の広場


ベンチと腰掛けスポットのある小さい広場、お花も咲いているプチガーデンでした🪴
菖蒲とスイカズラ…かな?🤔
フェンスの向こうに道路が見えます。
たぶん北入口を出た後に歩く国道でしょう🙂
ヤブ蚊に刺された(今年初😓)ので、早々に退散することに😅



松の道から採石場跡地への分岐
寄り道した「楡の広場」から本線へ復帰。
低い松の木が点在する見通しの良い道に出ました🌲
メキシコの砂漠にポツンポツンと立っているサボテンみたいに松が生えています😮



屯鶴峯って白い岩の塊のイメージしかなかったのですが、ずいぶんと表情豊かな山だったんですね😊
少し歩くと、また知らないスポットが…


時間的にはまだ余裕あるし、ちょこっと見ていこう
と歩き出しましたが、今回は「楡の広場」の時の老夫婦のような先達もいないので、ホントにちょっとだけ歩いて戻ってきました(笑)








北入口閉鎖で、まさかの逆戻り!
北入口到着、だが、出られない! という非常事態発生😱



仕方ないので再び山頂へ。
来る時は西周りだったので、

せめて違う道を!
と東周りコースで下りたところ、なぜか地図上のルートからは外れたところにいる…。

迷子デフォルトかいっっ💦
真っ白い岩のど真ん中で呆然とするも、どうにかこうにか戻ってくることができました😅

低山でよかった…。

奇岩写真館


















まとめ
今回も無事に帰宅できてよかったです(笑)
最初のプラン通りなら、1時間ちょっとの行程で、お弁当休憩を入れても2時間位で戻ってこれるはずだったのですが、実際のコースタイムは4時間24分でした😓

倍になっとるがな💦


出口閉鎖というアクシデントはあったものの、この調子では、この先もあまり時間の長い予定は組めないですね…😅
夏の低山でも、日暮れ下山の危険性は充分あり得るので、やはりヘッドランプGETは必須です✊🏻
ということで、帰ってすぐにアマゾンでポチりました(笑)

PETZL (ペツル) TIKKINA ティキナ E060AA ブルー
岩しかないと思っていた屯鶴峯ですが、こんなに見るものがあるとは思わなかったので、

大変な思いはしたけど、楽しかったー😊
帰りは、太子温泉でゆっくり疲れをほぐして、今回も満足な非日常体験でした👍🏻

コメント