古代のロマンとヤマガラの癒やし!二上山で楽しむ歴史探訪と野鳥観察

女将のひとりごと

前回の縦走じゅうそうでやり残したミッション、

ヤマガラさんにレーズンをあげる

を実現させるため、三度みたび二上山に登ってきました😃

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今回のルート

今回は、万葉の森駐車場ではなく、道の駅の駐車場から二上山に登ってまた駐車場に戻ってくる、3時間ちょっとの周回コースです o(^-^)o

温泉もいつもの「太子温泉」ではなく、道の駅から1番近い「かしば・屯鶴峯(どんづるぼう)温泉」に行く予定です♨️

今回の予定です (^^)
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道の駅ふたかみ

お買い物

前回買いそびれたみかんをGET🍊
お弁当も売っていますね。

私はいつものおにぎりと唐揚げ持参じさんですが、ここで買ってもいいかもね😌

美味しそう♪
ミニ白菜って品種があるんだ

昨今、高値の野菜も、お手頃価格で手に入ります👍🏻
私は青梗菜チンゲンサイ(100円)と小さい白菜(130円)を購入。


一人暮らしの小さい冷蔵庫は、普通の白菜を1玉買ってしまうと、それだけで冷蔵庫がいっぱいになってしまいます😓
なので、これぐらいのサイズだとありがたいですね😊

サイズがわかるように、横にライター置いてみました。ちなみに、これはミニ白菜ではなく、小さい普通の白菜です(笑)

買い食いは、今日はコロッケではなく、焼きたての焼き餅(150円)です。

いっただっきまーす!

自販機

個人的に気になったのは、自販機のラインナップ。
珍しいものばかりで、もしかしたら道の駅オリジナルなのかな?

見たことないのばっかり

私はオーガニックレモンスカッシュを購入しました🙂

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出発

例によって遅めのスタート、予定より45分遅れて出発です(笑)
里の道を歩きながら、まずは加守かむもり神社を目指します⛩️

出発!

神社が3つ

加守神社に到着してみると、どうやらお社は3つあるようです🤔

口と手をきよめて参拝。

境内けいだいには、二宮金次郎にのみやきんじろう像がありました。
見たところ、学問の神様はいらっしゃらないようですが、何ででしょ😅

二宮金次郎像

ところで、久しぶりに見た正統派せいとうは(と私は思っている)二宮金次郎像です。
最近の金次郎事情は、なんだかしょうもないことになっています。

「子どもが働く姿をすすめることはできない」とか、「『歩いて本を読むのは危険』という保護者の声」で、学校の改築等にともなって、撤去てっきょする小学校も増えているそうです。

中には「歩きスマホを助長する」とか言う人もいるそうな…😓

ニュータイプの二宮金次郎像は、「切り株に腰掛けて読書をしている」らしいですが、そのうちに

サボりを助長している

とか、言い出す人が出てくるかもしれませんね😮

スタンダードな金次郎(笑)

入山

葛城山かつらぎさんにあったみたいな鉄の門を開けて入山、階段の登山道をサクサク登ります⛰️

神社の横の山道を進みます
扉を開けて入山
サクサク(^^)

鉄くいの出ているところは、リボンで目印がつけられていて、気をつけることができるのですが、それがあちこちにあって、なんだかカワイイ山道になっています🎀

老朽化ろうきゅうかが進んでいるということでしょうから、あまり喜ばしいことではないのかもしれませんが… (^^ゞ

鉄くい注意!

春日神社分岐

ベンチがあったので少し休憩。

春日神社もお参りしていこうかな?

と行きかけたのですが、下りだったので、もし遠かったら戻るのが大変なのでヤメ(笑)

戻る途中で出会った青年に、春日神社が遠いのかたずねてみると、山地図アプリを開いて見てくれました。

ヤマレコですか?

ヤマップです

どこかで聞いたような会話… (^^;

私

私、ヤマレコをこの間入れたところで、まだ2回しか使ってないんですよ

僕も使うの2回目です!

お互い「がんばりましょう!」とエールを交換して別れました o(^-^)o

春日神社分岐
春日神社ルート
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雄岳へ

恋の歌?

道中、木の枝にくくりつけられた短歌を発見😮

現身うつせみの人なるわれや明日よりは
     二上山ふたかみやま弟背いろせとわが見む

作者は女性と予想🤔

比較的よく聞く「妹背いもせ」という言葉は、女性を意味するので、そうかなぁと…。

さすが万葉集の里やね

恋の歌?
急な坂には鉄の階段が(^^)

大津皇子墓

いつもは逆方向から登ってくるので、雄岳おだけ山頂を過ぎてから来るのですが、今回は先に大津皇子おおつのみこ墓にお参りです(^^)

実は先程さきほどの短歌は、大津皇子と密接なつながりが…。

大津皇子墓
二上神社
この穴からお賽銭を賽銭箱に投入するシステムみたいです。
二上白玉稲荷大神
著:里中満智子
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雄岳山頂

相変あいかわらず地味な山頂ですが、今回は少し念入ねんいりに探索たんさくしてみました😃

奥の方に、木の枝に組食器くみしょっき(ボーイ&ガールスカウトが使用)の1つがぶら下がっています。

なんだろう?

行ってみると、木の枝を並べた日付の「メモリアル地面(?)」を発見😅

昨日の日付(12日)です。
せっかくなので、今日の日付(13日)にしておきました😊

昨日
今日

そしてまたワンコに遭遇そうぐう
二上山は、犬の散歩で登ってくる人が多いみたいですね🙂

ご機嫌ナナメ

で愛の広場(ヤマガラさんポイント①)

前回、前々回と行きそびれていた「で愛の広場」に、ようやく来ることができました👌🏻

お弁当はここでいただきます😋

やっと、ヤマガラさんにレーズンをあげられる♪

銀峰方面に少し歩くと「で愛の広場」に行けます (^^)v
広場に到着
「で愛の広場」からの展望
いつものおにぎりとカラアゲ

手のひらにざらざらとレーズンを乗せて、ヤマガラさんを待ちます o(^-^)o

が、しかし、ヤマガラさんは来てくれましたが、残念ながらレーズンに興味なし😅
食べてくれません💦

来てはくれるんだけど…。
ヒマワリの方が好き☆

仕方しかたないので、餌場えさばに合ったお皿のひまわりの種とトレードして、次の野鳥観察スポットで活用することに (^^ゞ

ここでは、手には乗りませんが、ヤマガラさん以外の鳥(シジュウカラさん)も見ることができました😃

偵察するシジュウカラさん(笑)
PLタワー

おおせ坂(ヤマガラさんポイント②)

「で愛の広場」で出会った女性に連れて行ってもらいました。
ここにもヤマガラさんはたくさんいて、時々リスも来るらしいです🐿️

女性のお友達がたくさんいて、木のテーブルもあるので、なんだかパーティーみたいになっていました(笑)

ここから少しそれて登ります
小部屋みたいなスポットになってます(^^)
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雌岳へ

次のポイント、野鳥観察スポットに向かいます🙂

馬の背

トイレを使ってみました。

手洗いのアナウンス

この水は、雨水を利用しており
手洗い用で飲料用ではありません

トイレの水、飲む人はいないでしょー (^^;

馬の背
トイレ
手洗い

雌岳山頂

まずは、雌岳めだけ山頂へ。
道中は、さざんかが花盛はなざかり🌺

前回は、見事な紅葉を見せてもらいましたが、山って短い期間で、ずいぶんと表情を変えるものですね😌

さざんか

野鳥観察スポット(ヤマガラさんポイント③)

さて、ヤマガラさんは来てくれましたが、今回はレーズンどころか、ひまわりも食べてくれません💦
どうやらお腹いっぱいの模様… 😅

隣のオジサンのピーナッツは食べています。

たぶん、初めてここに来た時にピーナッツをくれたオジサンだな…。

れ聞いた話では、ヤマガラさんは「くるみが1番好き」とのこと。
情報を整理して考察すると…、

ヤマガラさんの好み=レーズン< ひまわり< ピーナッツ< くるみ

ということになりますね🤔

春になったら、くるみでリベンジするぞ!

と、固く決意(笑)

野鳥観察スポットへ
うーん、どうしよっかなー
おなかすいてないしなー
お水は飲みまーす☆

ここでも、また違う鳥がいました。
はとより少し小さくてぽっちゃりした鳥。

検索してみると、ここの野鳥一覧いちらんにはありませんが、「シロハラ」というのが近いかな?

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下山

野鳥観察スポットを後に、周回しゅうかいコースなので、行きとは違う道で下ります🙂
岩屋方面に下る途中で、

こっちの方がラクそう…

と、なんとなく思いついて下っていくと、「道が間違っています」とヤマレコさんのアナウンスが😅

そうやった、自分方向音痴やった

今度は地図を見ながら引き返し、再び雌岳山頂へ。

余計な体力を使ってしまいました😓

山頂再び
本線復帰(笑)

水の道

下りは、さわ並行へいこうしてくだる気持ちいい道でした😊

カップのかけてある水場があり、

飲めるかも?

と、口にしたのですが、馬の背の手洗い場のアナウンスを思い出し、口をゆすぐだけにとどめておきました😅

シダがいっぱい
カップが…。
こういうのがあちこちにあります (^^)
冷たい☆
出口かな?
登山道終了

祐泉寺

登山道を出ると、立派なお寺に到着しました。
山門には、また別の登山道の入り口があります🙂

ここで出会ったおじいさんから、先程のカップのある水場のことを尋ねてみると、なんと飲めるそうです😮
水を飲むためのカップを、わざわざ設置してくれた人がいるそうな。

この道、とても気に入ったのでまた来ようと思います。

次は飲むぞ!

別の登山道入り口

里へ下る

お不動さん、竹林、お寺、古墳こふん傘堂かさどうと、
里への道は見るものがたくさんあって興味深いですね😌

お不動さん
紅葉
竹林
大龍寺

鳥谷口古墳

小高い丘の上にある方墳ほうふんで、石槨せっかく構造を見ることができます。

帰ってきてから少し調べたのですが、「実はこの鳥谷口とりたにぐち古墳が、大津皇子のお墓である」という説もあるようです🤔

古墳の丘の上から
傘堂
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再び道の駅へ

大伯皇女

もうすぐ道の駅、小さなお堂の前の道標みちしるべの裏に短歌のプレートを発見😮
登山道で見つけた、木の枝にぶら下がっていた短冊たんざくの歌と同じものでした。

作者を見てびっくり!
大伯皇女おおくのひめみこ」って、大津皇子のお姉さんです🫢

そういうことだったのか!

現世うつしよの人にあるれや
   明日よりは二上山ふたかみやま
       兄弟いろせと我が見む

(この世に生きる人間である私は、明日から二上山を弟と思って見ることでしょう)

万葉集巻第二165番

あの歌は、二上山にほうむられた弟をしのんだ歌だったのですね…🥹

もしかしたら、この小さなお堂にまつられているのは大伯皇女? 
彼女は伊勢神宮の斎宮さいぐうつとめたこともあるので、神様になった?

色々と妄想もうそうき立てられますな🙂
とりあえず合掌がっしょう🙏🏻

著:里中満智子
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まとめ

何とか17時前に道の駅到着。
駐車場の営業時間を調べていなかったので、ちょっとドキドキしましたがセーフ!😅

何とか日暮れ前に帰還 (^^;
今回のコースタイム

帰りは屯鶴坊どんづるぼう温泉へ♨️

ちょっと道がわかりにくかったのと、こじんまりしたスーパー銭湯みたいな感じで、値段は太子温泉より安い(800円)のですが、私は雰囲気のある太子温泉の方が好きかな?

今回も色々と感銘かんめいを受けた二上山、

山登りって身体だけではなく、心にもいいですね😊

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