書店で「平然と車内で化粧する脳」という本を見ました。
パラパラとめくって、なんだか気持ちよく読めそうな内容ではないので買うのはやめましたが、「電車の中で化粧をする女性」というのが、見ていてギョッとさせられるのは確かです。
その行為自体が誰かに迷惑をかけているわけではないので、まあ当人の自由だとは思います。
とりあえず、私はやりませんけどね。(^^;
お勤め時代、私は寝坊した時は軽く粉だけはたいて、いつもより少し赤めの口紅を塗っていました。
そうすると、わりとしっかりメイクしたように見えるのですよ。
朝起きて「ギャーッ」という時は、この「なんちゃってメイク」を是非お試しあれ。
毎朝ソレになったりして。(笑)
スポンサーリンクマジックショウ!
先日、久しぶりに朝の通勤時間帯の電車に乗った時、とっても気合いの入った(根性のいる、と言うべきか?)「電車メイク」を目撃しました。
天王寺から乗り込んだ彼女は、立っている人の群のど真ん中で、いきなり百均で買ったとおぼしきスタンドミラーとマスカラをバッグから取り出すと、すごーく念入りに塗り始めました。
揺れる車内をものともせず、両足をしっかりと踏ん張って、彼女は黙々と睫毛を増やしていきます。
心斎橋でやっとマスカラをバッグにしまった彼女は、今度は小さなお粉を取り出しました。
そのまま本町まで、これまた小っちゃな刷毛でハイライトをはたきます。
本町についたら、お次はアイシャドーでした。
(あれー? 順番が違うよー。それじゃあ、せっかくマスカラ塗った上に粉が乗っちゃうよー)
と内心思ったのですが、いらぬ世話でした。
淀屋橋でアイシャドーをしまった彼女は再びマスカラを取り出し、またまた念入りに塗り始め、西中島南方で下車するギリギリまで、睫毛を増やし続けたのでした。
お見事…。
ほとんどノーメイクの女性が短い乗車時間でまるでマジックショウ! です。
スポンサーリンク女将のひとりごと
まさに It’s a miracle! とでも言いたくなるような変貌ぶりな方もいらっしゃいますが、実は、この彼女は結構カワイイ人でした。
スッピンでも全然問題ないと思うのですが…。
時代が病んでいるのか、単に私がマニアックなのか、何故か『ヘンな人遭遇率』の高い女将であります。(^^ゞ
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