我が家に代々伝わる「サバめし」です。
子供の頃から大好きな炊き込みご飯で、確か小学4年生の時に、10杯食べた記憶があります。
実は
私、サバめし10杯食べてん!
と人に言いたいがために、ムリヤリ食べたのですが(その後3時間ぐらいは動けませんでした)、10杯目でも、ちゃんと「おいしい」と思いながら食べましたよ(笑)
作り方は、塩サバの切り身(あくまで塩サバ! 真サバじゃダメです)を焼いて、炊き込みご飯と一緒に炊きます。
炊きあがったら、山盛りの刻みネギを釜に放り込み、一緒に蒸らします。
サバを取り出して、身をほぐしたら、ご飯と混ぜ混ぜします。
これでOK! ですが、もみ海苔をトッピングにすると、なおよろし(^^)v
激ウマです。
是非一度お試しあれ!
レシピ
材料(4人分)
米 3合
だししょうゆ 50cc
ほんだし 1/2袋(小袋ね)
酒 50cc
塩サバの切り身 3/4尾(真サバは味が薄くなるので×)
ネギ たくさん
作り方
1. 米を洗って水につけておく(30分以上)
2. 塩サバをこんがりする程度に焼く
3. 米を炊く前に100ccの水を捨て、しょうゆ・酒・ほんだしを入れて炊き始める
4.焼いた塩サバの皮をとりのぞき、ネギを刻む(ネギはたーくさん入れた方がGOOD! )
5.ぐつぐついいだしたら、塩サバを入れてさらに炊く
6.炊きあがったら、ネギを放り込んで蒸らす
7.蒸らしが終わったら、サバを取り出して身をほぐして釜に戻し、ご飯・ネギと混ぜてできあがり(^^)v
おネギは嫌いじゃなかったら、ご飯が見えない位たくさん入れると美味しいですよ。
スポンサーリンクサバめしのルーツ
実は、このサバめしのレシピは、昔作った私のHPに掲載していました。
Yahoo! の無料ツールを使っていたのですが、Yahoo! さんの都合で無料ツール自体が無くなってしまい、残念ながら現在そのHPは存在しません。
ある日
どうしても、あの味が食べたい!
と思い、HPは既にありませんが、
どこかにデータが残っているはず!
と、古いPCやらメモリやらを探しまくって、何とか見つけ出すことができました (^^)
この顛末もそのうち記事にしますね(笑)
サバめしの旅
この「サバめし」の記事には、ルーツを辿る大変興味深いコメントをいくつか頂きました。
うおおおおおおお、こんなところでサバメシ見るとは思わんかった。
和歌山の山奥では比較的メジャーなレシピです。焼かないで塩鯖をまんま炊き込む場合もあり。
塩鯖を使うのは冷蔵技術がない時代の山奥のメニュー、ということですね。
鯖飯懐かしいです、和歌山の山奥、高野の近くでで生まれ育ちました。
魚は鯖、秋刀魚、いわしぐらいしか知りませんでした。
私の鯖飯は鯖の磯焼き(串を外して)を大根の千切り、キザミアゲと一緒に炊き込みました。
味付けは醤油で・・・何故か亡き父の専門料理でした。
今は懐かしい思い出(味覚)です。
お二方とも男性なのですが、「サバめしレシピ」に反応する方が、女性より男性の方が多いのは意外でした。
ウチ、和歌山に親戚はいないので、母に誰に教わったのか聞いてみると、和歌山ではなく奈良が祖母の実家で、そこから伝わったとのことでした。
奈良のやはり山奥で、昔は、魚と言えば塩漬けしか手に入らなかったそうです。
熊野街道沿いに伝わったのかな?
とりあえず「サバめしの旅」は現在
和歌山 → 奈良 → 大阪
ということですが、これからどこへ行くか楽しみですね。(^-^)
と、思っていたら、さらなる追加情報コメントが…。
奈良と和歌山の山奥の食文化って結構類似点がありますねぇ。
おかいさん(茶粥)とか、鯖を使った寿司は奈良は柿の葉で、和歌山は笹で包むとか。
久々に思い出して作ってみることにします。
「和歌山ラーメンとセットになっているお寿司」はそれだったのかー。(^o^)
柿の葉寿司みたいやなー
と思っていたのですが、そういうコトだったんですね。
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