【経験の重要性を理解する】苦労した人

女将のひとりごと

私がまだ20代半ばだった頃、結婚相手の条件として

苦労した人がいい

と話していた男性がいました。

「性格」ではなく、「容姿」や「価値観」でもなく、その人が生涯の伴侶に対して望んだのは「経験」でした。

その頃の私は、あまり深く考えることもなく

ふーん、そうなんや、打たれ強くなってピンチの時も大丈夫やからかな?

程度にしか考えてはいませんでした。

その頃より少しは大人になれたのでしょうか? 今は「苦労した人がいい」というその言葉には、もっと深い意味があったのだな、と思います。

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つらい経験

つらい思いをした人は、他者の痛みをわかることができるので、他人に優しくなれる

とよく言われます。
確かにそうでしょう、そして、その分強くなれるのでしょう。

でもね、あんまり立て続けにつらい思いが続くと、

もう、いい加減にして下さい! もう、これ以上優しくも強くもなれなくていいから!

と、誰に向かってかはわかりませんが、悲鳴をあげたくなりますよね。

ですが、誰も助けてくれない、自分で乗り越えるしかない、そんな状況を何回か繰り返していくうちに、やっぱり人は少しずつ大きくなっていくんですよ。

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芯のある人

【死にゆく妻との旅路】という本の中で、娘が父に宛てて書いた手紙にこんな一文がありました。

昔から挫折は早い方が良いと言う。
なぜなら苦労した人や、どん底を経験したことのある人は、芯のある人間になれるから。

清水久典『死にゆく妻との旅路』(新潮文庫)より
著:清水 久典
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この文章を読んで、何故彼が望んだたった一つの条件が「苦労した人」なのかが、ようやくわかりました。

『芯のある人間』

その芯には、優しさや強さ、誠実さ、包容力、相手を思いやる心といった、およそ理想的な人物像に求められる多くの要素が含まれています。

今現在、辛さの真っ只中にいる人にとっては、なんの慰めにもならないのかもしれません。
でも、どうか負けないで下さい。
明けない夜はありません。
あなたに光の射す時は必ず訪れるのですから。

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