20代〜40代の人で「将来に経済的な不安を感じている」という人は85%もいるそうです。
社会情勢や、chatGPTに代表されるAIによる代替技術の進化などもその要因の1つになるでしょう。
カイジ「命より重い!」お金の話 は、福本伸行氏による人気漫画「賭博黙示録カイジ」シリーズのキャラクター、伊藤カイジがお金にまつわる悩みや問題に直面したときにとった行動や考え方を通じて、お金の大切さや賢いお金の使い方を学べる本です。
スポンサーリンク経済的な不安を解消できる人材とは「変化を怖がらない人材」
経済ジャーナリストの木暮太一氏は、将来に不安があるとしたら、それを解消するために若い時から貯めるべきものは「お金」ではなく「働き続けられる能力」です、と言います。
以下、木暮氏の文章より
「働き続けられる能力」とは、専門性を高めて、一生食いっぱぐれない能力を身に付ける、ということことではない。
能力があるに越したことはないが、新しい技術に代替されてしまったら、意味がなくなってしまう。
将来への不安を和らげ、自尊心を維持するために必要なのは、スキルや知識よりも、むしろ精神面である。
「自分は何か別のことをして生きていける」
これが必要で、これこそが「働き続ける能力」だと思うのです。
生き残り、経済的な不安を解消できる人材とは、「変化を怖がらない人材」です。
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カイジ「命より重い!」お金の話 木暮太一著 サンマーク出版
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全く同感。
世の中変わらないものはない、お釈迦様も「諸行無常」を説いています。
一昔前のスタンダードだった終身雇用制や年功序列型賃金、子供の頃は当たり前だと思っていました。
しかしながら、こんなものは長い人類の歴史から見ればほんの一瞬の出来事に過ぎないのでしょう。
ならばやはり変化を怖れるべきではありません。
時代に適応して、
どんな仕事をしてでも生きていける!
という自信を身につければいいのです。
スポンサーリンク変化に適応できるようになるためのトレーニング
また、木暮氏は、
とにかくみんな転職すればいい、ということではありません。
カイジ「命より重い!」お金の話 木暮太一著 サンマーク出版
とも言っています。
職場を変えなくても、日々の仕事の中では、経験できる”変化”がたくさんあります。1日の中で(もし難しければ1週間の中で)、何か一つ「今までとは違うもの」を仕事で選びましょう。
カイジ「命より重い!」お金の話 木暮太一著 サンマーク出版
今までと違う仕事内容を担当するのでも、同じ仕事を違うやり方でやるのでも構いません。
例えば、今までとは違うやり方でやってみる、今まで相談していた人と違った人に相談してみる、など日常に変化を取り入れてみるといったことでいいと思います。
要は、変化することに慣れる、変化に適応できるようになるためのトレーニングということですね。
トレーニングをしていくうちに、何か別のものが見えてくることもあると思います。
変化を怖れなくなれば、心は強くしなやかになるのです。
脳みそアップデートしつつ、レジリエンスを鍛えていきましょう! (by @広島弁フューチャリスト友村晋)
Good luck !(笑)
スポンサーリンクまとめ
カイジ「命より重い!」お金の話 は、カイジシリーズを愛読している人はもちろん、お金に興味がある人にもおすすめの一冊です。
カイジが実践したお金の使い方を学び、自分自身のお金に対する考え方を見つめなおす、良いきっかけになると思います。(^^)
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