【未来のビジネス成功への鍵】2030年のビジネススキル19 友村晋著

以前、このblogでもご紹介させていただいた、フューチャリスト(未来予測士)友村晋さんの書籍が出版されました!

あの「学識サロン」のまぁ〜さんに「神本」と言わしめるほどの名著です。

影響を受けてしまうと、似たようなレビューになってしまうので、動画はタイトルを見ただけで、本編はまだていないんですが、これ書き終わったら観ます。(^^)

比べられるとつらいので、レビューというより読書感想文だと思ってください… 、いや、それってレビューなのか?(笑)

友村さんにはハタ迷惑なだけかもしれませんが、なんだか「親戚のおばちゃん」気分です。

いやー、晋ちゃんようやった!

みたいな… (笑)

今回は、以前紹介させていただいた動画の項目以外で、本の中からいくつかピックアップしてご紹介させていただきたいと思います。

日経BP
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本の構成について

本題に入る前に、この本の構成についてお話しさせていただきたいと思います。

仕組み

この本は、それぞれのスキルについて、

定義 → 理由 → 方法

という流れで解説されています。

  • 「スキルの定義」(どんなスキルなのか)
  • 「未来に必要な理由」(なぜ今後もそのスキルが必要とされるのか)
  • 「身に付ける方法」(スキルの身につけ方と、身につける際の注意点)

といった具合で、スキル単位で完結しているので、気になるところから順番に読んでいってもいいと思います。

「まえがき」と「あとがき」

実は重要なので、ここはしっかりと読んで欲しいと思います。

「まえがき」に、友村さんのYouTubeチャンネルには毎日多くのコメントが寄せられていますが、それらのコメントを見て、友村さんがいつも気になっている事は、

僕に「正解」を求める質問コメントが多い

ということだそうです。

本のオビにも書かれていますが、未来に正解など存在しません。

後で述べる「クリティカルシンキング」の項目で詳述しょうじゅつしたいと思いますが、ヒントをもらうのは構いません、ですが、あくまで人生における「正解」は自分で見つけるもので、他人様ひとさまから教えてもらうことではありません。

そのヒントが、この本には19個も書かれています。
本の購入特典として、20個目のスキルの動画もついています、おトクですねー(笑)

どのスキルが、自分にとっての「正解」のヒントとなるのか? それは人それぞれだと思います。

この本を読んだ方には、読み終えたらすぐに実践してみてほしいですね。
トライ&エラーで「正解」を見つける旅に出てみてください。

自分の人生自分が主役、誰か他の人を真ん中にえてはいけないのです。

「あとがき」については、最後に読むものなのでここでは書きませんが、「大切なことが書かれている」ということだけは、覚えておいてください。

それではここから「私の読書感想文」スタートです(笑)

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自己主張する力

スキルの定義 自分の強みを相手のメリットに変換して伝えるスキル

「自己主張する力」とは、自分の優れている点を堂々と、ときには、厚かましいくらいに、主張できる力のことです。自分の優れている点とは、長所やスキルのことで、時には個性も含めていいでしょう。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

これ、日本人はとっても苦手だと思います。

友村さんも書いていますが、謙遜けんそんが美徳とされてきた日本社会で、自然に自己主張できる人というのはまれだと思います。
日本で生まれ育った人にとっては、「自己主張する」時というのは、それなりの覚悟が必要なものです。

しかし、そんなことを言っている場合ではない理由を、友村さんは次のように述べています。

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未来に必要な理由 既に世界は自己主張が当たり前

必要な理由① :自己主張する外国人労働者が日本に増える未来

2019年5月13日、トヨタ自動車の社長が「終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べました。

この発言は、経済界や働く人たちの間に大きな波紋を起こしました。既に終身雇用は保証されない時代になったとは言われていましたが、日本の代表的な企業のトップが「難しい」と述べたことで、いよいよ本格的に終身雇用が崩れ始めたことを、改めて実感することになったからです。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

この衝撃発言の背景として、友村さんは

  • 実質賃金の低下(インフレリスク)
  • 生産年齢人口(15〜64歳)の減少

をあげており、実質賃金が上がっている国は、生産性の低い社員を解雇して、浮いたお金をITに投資して残った社員の生産性を高めてきたからだと考えています。

日本では解雇は簡単ではありませんから人件費という大きな固定費があるため、思い切った投資ができない。それで企業全体の生産性を高めるためにより安い人件費で雇える東南アジアからの外国人労働者を増やすことを選んでしまったんじゃないかと思います。

これが失われた30年の原因じゃないでしょうか。この傾向は2030年に向けても急には変わらないと予想できます。ですから外国人労働者は増え続けるでしょう。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

さらに、IT人材の不足から、大手企業の多くは、従来のメンバーシップ型雇用からジョブ型雇用を導入する企業が増えてきました。

世の中は

能力の高い人には高い給料を支払う

という雇用姿勢に変わってきているのです。

このような風潮が出てくると、働く側としても、どんどん自分をアピールできるようになることが重要になってきます。黙々と懸命かつ誠実に働いていれば、きっといつか見る目がある上司が気づいて評価してくれる、なんて悠長に構えていては駄目なんです。

自分がいかに優れているか!どんなスキルを持っているのか!どんな仕事を任されたいか!どんどんアピールしていかないと、自己主張する力が高い外国人労働者に、どんどん良い仕事を持っていかれます。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

海外では、自己主張がいかに大事か、この点においては、オーストラリアでの就職活動(ワーキングホリデー)で、私自身も思い知らされた経験があります。

はじめてのアルバイト面接(ホテルのバーテンダー)で、以下のようなやりとりがありました。

ボス
ボス

英語は話せるの?

私

少しは

ボス
ボス

少しじゃ話にならないね。お客さんと会話しなきゃいけないんだから。ま、明日電話するよ

酔客すいきゃくとの会話ぐらいならできると思うのですが、「少し (just a little bit)」というのは失敗でした。

後で分かったことですが、この国(オーストラリア)では、謙遜は美徳にはなりません。
自分が言ったことは、額面通りに受け取られるので、少々ハッタリでも、自分が「いかに使える人間か」をアピールすべきだったのです。

当然ですが、翌日ボスからの電話はありませんでした。

こんな感じで何件も面接に落ち続け、最終的にとおった免税店での面接時点では、もう大ボラ吹きのハッタリちゃんと化していました。
英語はもちろんのこと、スペイン語も話せますと豪語ごうごし、揚げ句のはてには図々しくも

私を雇わないと大損するのはそっちの方よ!

とまで言い切ってしまっていました。(^^ゞ

スペイン語に関しては、辞書があれば何とか読める程度で、会話なんてとんでもない、というのが正直なところでしたが、

英語の通じないスペイン人が来ることなんか、まず無いだろう。
ハッタリなんぞ、かましたモン勝ちよ!

人間、追い詰められると開き直ります。
開き直りとハッタリで、ついに私は職を手に入れたのでした。(^^ゞ

日本ではこれまで謙遜や奥ゆかしさが美徳とされてきました。僕もそれは日本人の素晴らしいところだと思っていますので、否定する気は全くありません。しかし、こと働く際の姿勢としては、しっかりと自己主張できるモードに切り替えられるようにしなければなりません。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

激しく同意します!(笑)

必要な理由②:自分の才能が他人に気づかれず埋もれてしまう

友村さんがマレーシアを訪れた際に感じたこと、オーストラリアもそうですが、移民の国というのは、多様な文化が共存しています。

このような国に滞在していると、そこで暮らしたり働いたりしている人たちの自己主張力の強烈さをひしひしと感じます。自己主張力を意識して鍛えているわけではなく、自己主張しなければ生きていけないくらいに当たり前のこととして身についているんです。

このような多様性に富んだ社会では、自己主張する力を身につけていないと、どんどん蹴落とされていきます。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

イタリア人の仕事の仕方についても、興味深い記述がありました。

会議中、お互い主張をゆずらずぐいぐいと自分のデザインを押してきて大喧嘩おおげんかになるのに、会議が終わると、みんな仲良くカフェに行って「和気あいあいとカプチーノを飲んでいる」そうです。

恐らく、欧米では意見と人格を分けて議論する習慣が身についているのだと思います。だから相手の意見をボロクソに批判しても、それは相手の人格を批判していることにはならない。「君のその意見には反対だが、君の事は尊重しているよ」と。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

そうなのです! こと日本の社会においては、なぜか「意見の否定」が「人格の否定」につながります。
だから、日本人は討論を避ける傾向にあるのです。

そのことについて書かれた本もあわせて紹介しておきますね。

村上龍さんが、テレビ番組で「日本人の自己主張する力の弱さ」を指摘していたことについても触れられていました。

ところが欧米人は、その作品を作るに当たってどれだけ自分が大変だったか、どれだけ優れた技術を要したのかをガンガン主張してくる。時には図々しいぐらいに自分のすごさを語る。それで作品の価値を上げていくんです。だから日本人は本当に損しているなと。

全く同感です。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

これも激しく同意します!

必要な理由③:ますます即戦力を求める社会

自己主張する力が、最も試される場として、面接があります。

多くの人が、履歴書や職務経歴書で、自分の長所や資格、職歴をアピールします。
しかし、それは自己主張しているうちに入りません。全くインパクトが足りないのです。

友村さんは、クライアント企業の人材採用面接に同席し、面接官として参加されることもあるそうです。
その時に、友村さんが「これですよ!」と面接官に合図をするのは、次のような人です。

「御社の公式SNSを拝見したところ、競合他社と比較して改善すべき点がありましたのでまとめてきました。この施策を行えば、フォロワーが増えて“いいね”が増えるだけでなく、来店していただくための動線を強化してコンバージョン率を高めることができます」

つまり、面接に臨む前にひと仕事してきてしまう人こそ、自己主張の力がある人なんです。

「自分はこんな仕事ができます」を超えて、「自分はこんな仕事をしてきました」とお土産を持参してくる人が現れたときこそ、僕は「この人いいぞ」と判断するのです。

自分にどんな長所があり、どんなスキルを持っているかをアピールしても、単に厚かましく感じられる可能性があります。しかし、相手(就職したい会社)にとってのメリットに変換してアピールできれば高く評価されます。

その最も効果的な方法が、相手のためにひと仕事して見せることなんですね。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

これからは、個人的に運営しているInstagramやエックス(旧Twitter) などのSNSのフォロワー数は重要になってくるそうです。

フォロワー数採用と言う言葉が当たり前になるのもそう遠い未来の話ではありません。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

ちなみに、私のエックスアカウントは、フォロー数も、フォロワー数も1ケタ台で、あまり気にした事はなかったのですが、気にしたほうがいいのかにゃ?

まぁ、採用面接受けないからいっか… (笑)

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身につける方法 海外ドラマを鑑賞する

自己主張する力を身に付ける方法として、以下の2つがげられています。

  1. 自己主張の強いシーンが多い海外ドラマや映画を見る
  2. 意見なのか反応なのかを意識する

方法①:自己主張の強いシーンが多い海外ドラマや映画を見る

例の1つとして米国ドラマの『SUITS/ スーツ』について触れられていますが、日本でも最近ドラマ化されていましたよね。
主演の1人は織田裕二さんでした。

織田さんは『踊る大捜査線』でも主演をつとめられていましたが、どちらの役も日本人には珍しい「強く自己主張する」キャラクターでしたっけ。

この手の自己主張強めの映画やドラマの鑑賞を続けていると、「自分もこれくらいアピールしなくちゃな」とか「なるほどこんなタイミングで主張するのか」といった感覚が身についてきます。とにかく楽しんでいるうちに自己主張する力が身に付けられます。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

なるほど、ドラマもぼーっと見てるだけじゃもったいないってことね…

方法②:意見なのか反応なのかを意識する

自分が発言している時、常に「意見を言っている」のか「反応しているだけ」なのかを意識することも大事です。

例えば誰かに「今日のお昼、何を食べたい?」と尋ねられたときに、「なんでもいいよ」と答えていたら、それは反応しているだけなのです。しかし、「昨日はこってりした中華を食べたから、今日はあっさりしたうどんが食べたいな」と答えていれば、それは意見ですね。

意見を言うことは、自己主張していることなんです。ですから仕事だけでなく、プライベートでも、日ごろから自分が意見を言っているのか反応しているだけなのかを常に意識するようにしておくと、今だ、というときにしっかりと自己主張できる力が身につきます。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

ぼーっとしゃべっていると、チコちゃんに叱られそうですね(笑)

身につける際の注意点

注意点として、反応でとどめておいた方が良い時もあるので、適宜てきぎ配慮も必要とのこと。

例えば相手が意見を求めているのではなく、共感を求めているだけの場合、そこに真っ向から意見対立していると毎回ディスカッションみたいになって疲れてしまいます。

僕も時には、特に妻との会話の場合(笑)、意見を言わず反応で終わることもしばしばあります。

ただし大事なのは自分が今、意見を言ったのか、反応しただけなのか、これを意識することです。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

おっしゃる通り! さすがです。

ほとんどの場合、女性が必要としているのは「共感」であって、「適切な(と思える)アドバイス」ではない、ということをよくわかってらっしゃる! (笑)

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クリティカルシンキング

スキルの定義 情報を鵜呑みにせず、疑い、自分で調べるスキル

インターネット、特にYouTubeが普及してからは、テレビを中心に情報を取得している人と、ネットを中心に情報を取得している人とでは、同じ事柄についてでも、「全く認識が違う」ということがよくあります。

しかし、世の中は怪しい情報であふれかえっています。これらの情報に接したときに、「正しい情報なのか?」「信頼できる根拠はあるのか?」「何かの意図があって発信されているのではないか?」などと疑う力が必要です。

 それが「クリティカルシンキング」です。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

情報源を盲信もうしんせずに、

しっかり真偽のウラを取れ!

ということですね。

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未来に必要な理由 人もAIも嘘をつく

このスキルが必要な理由として、友村さんは以下の3つをあげています。

  1. 生成AIはしれっと嘘をつく
  2. 怪しい情報の流通量が増加する
  3. 大人の言うことを信じるように教育された

必要な理由① : 生成AIはしれっと嘘をつく

クリティカルシンキング(critical thinking)は批判的思考と訳されます。物事を無批判に受け入れずに、多面的に検証して客観的かつ論理的に理解するスキルを指します。

難しい言い方をしましたが、簡単に言えば「それって本当かなぁ?」と疑う力のことです。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

例として、ChatGPTで生成した架空の判例を使用してしまった、ニューヨークの弁護士さんのお話が紹介されていました。

私自身も、ChatGPTは便利なツールとして重宝ちょうほうしています。

主に、SEOを意識したブログ記事のタイトルを考えてもらっているのですが「タイトルを考えてください」と入力しているのに、なぜか要約されてしまったり…、とちょっと「オトボケ」なところもあります(笑)

これが生成AIの怖いところです。しれっと嘘をつくんですね。僕たちは、クリティカルシンキングを身に付けて「この情報は本当か?」と疑って、自分自身で一次情報を確認する必要があります。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

私に関して言えば、ChatGPTを検索エンジンとして使うことはあまりないのですが、ちょっと怖いお話ですね。

必要な理由②:怪しい情報の流通量が増加する

事実ではない情報を流すのは生成AIだけではありません。

だって、人だって間違えることはあるし、意図的に嘘を書きますからね。むしろ、昨今のウェブライターブームを見るに、いわゆる「こたつライター」と呼ばれる人たちが、ネット上で拾い集めた信頼できない情報源を裏取りすることもなくパッチワークして新しい記事に仕上げている可能性が高いと考えれば、人が書いた記事の方が怪しい可能性もあります。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

この「こたつ記事」、私も一度だけ書いたことがあります。
クラウドソーシングの仕事で、

「無職の主婦が夫に内緒でカードで借り入れすることは可能か?」

ということについての記事の依頼でした。
この記事を書くにあたっての依頼内容は、

コピペはNGですが、ネット上から拾ってきた情報をつなぎ合わせて、自分の文章で仕上げてください

ということでした。

極端な話「てにをは」だけ変えてもオーケーということです。
今なら、ChatGPTと「コピペチェック」というツールを使えば、簡単に量産できそうですね。

で、この記事の内容、詳細はここでは書きませんが、結論から言うと内緒の借り入れは可能です。
まあ、全てのカードが可能なわけではなく、関係する法律によってダメな種類のカードもあります。

ただ、私は個人の安易な借り入れを推奨する立場ではありません。

なので「まとめ」で、夫に内緒で借金をすることはできても、返済が滞れば、当然督促されるので、そうなると

結局バレますよ

という注意喚起はちゃんと書いておきました。

記事の依頼主からは、高評価をいただき喜んでもらえたのですが、自分の文章が、どのように掲載されるのか気になったので、

サイトのURLを教えて欲しい

とお願いしたのですが、教えてはいただけませんでした。
なので、追加の依頼はお断りしました。

今思えば、依頼主はアフィリエイターで、商材はクレジットカードだったのでしょう。
となれば、私の書いた「注意喚起」の部分は、きちんと掲載されたのかどうか疑問です。

書いていて全然楽しくなかったのと、なんだか後味の悪い仕事だったので、こういうのはこれっきりにしました。

ですから、ことは「テクノロジー対人間」といった議論ではなく、これまでも怪しい情報が出回っていたことに加えて、これからはテクノロジーが怪しい情報を生成し始める、つまり「怪しい情報の流通量が爆発的に増大する」ことが問題なんです。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

昔、タモリさんのオールナイトニッポンというラジオ番組で、「つぎはぎニュース」という、NHKニュースを録音してつぎはぎ(編集)したものを投稿する爆笑コーナーがありましたが、リアルがこんな感じだと、もはや笑いごとでは済まされない時代になってしまったんだなあ…。

必要な理由③:大人の言うことを信じるように教育された

 ところが、ユダヤ人の子供たちは家庭で親が「私たち親や先生の言うことをそのまま信じるんじゃないぞ」と教わるそうです。これって凄くないですか?

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

いやもうこれびっくりです。

さすが、優秀なユダヤ人!

でもこれ正解かもです。
ものすごい勢いで時代が変わっていく昨今、「親世代の常識がもはや非常識」なんてことは枚挙まいきょにいとまがないですからね。

ここでも「クリティカルシンキング」は、重要な意味を持つことになりますね。

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身に付ける方法 反対意見にも目を向ける

クリティカルシンキングを身に付ける方法として、初級・中級・上級・超上級と4つが紹介されています。

  1. 初級 反対意見に意識的に触れる
  2. 中級 ディベートをする
  3. 上級 自分の仕事のスタイルや生き方にポリシーを持つ
  4. 超上級 自分自身も疑う

「自分自身も疑う」ということについて触れてみたいと思います。

いきなり超上級かよ!

というツッコミはナシの方向で… (笑)

クリティカルシンキングではあらゆる情報に疑いの目を向けるのですが、僕たちはどうしても疑うことを忘れている対象を持っています。それは、自分の思い込みです。

クリティカルシンキングは批判的思考と訳されることが多いのですが、その批判の対象は自分自身の考えにも向けられるべきなんですね。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

確かに、日常的に「自分は間違っている」と思いながら暮らしている人は、なかなかいないと思います。

私自身は、タマに

もしかしたら自分が間違っているかも…

と思うことはありますが、それは誰か他の人から指摘されないと気づけることではないですね。
常日頃、いろんな角度から物事を捉えようと心がけていなければできないことだと思います。

そういった意味では、「超上級」というのもうなづけます。

友村さんは仕事部屋の壁に、アインシュタインの名言を貼ってあるそうです。

「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションである」

ほんまに名言やわ

身につける際の注意点

「前書き」のところで触れた、本のオビに書かれていることが、ここで出てきます。

本のオビ(裏側)

自分で最適な解を求めて行動することが大切なのであって、誰かに示してもらえる正解なんてあるわけがないんです。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

全くその通り。
さらに続きます。

考えも変えず行動も変えず、正解を求めるのは、他力に頼っているんです。うまくいかなかったら、アドバイスした人のせいにできますからね。自己責任力が低いんです。

『2030未来のビジネススキル19』フューチャリスト(未来予測士)友村 晋著 日経BPより

これは本当に危険なことです。

自分で考えて決めるべきところを他にゆだねてしまうと、それがうまくいかなかった時、「自分にはどうしようもない」「自分にはなんとかする力がない」という暗示を自分にかけてしまうことになります。
そういうことが続くと「無力感が育ち続ける」という負のスパイラルにおちいってしまうのです。

逆に、自分自身で考えて行動した末の失敗であれば、それは自分自身の血肉になります。
さらに考えて軌道修正して行動に移せばいいのです。

結局のところ「正解」にたどり着く唯一の道は、トライ&エラーしかないんじゃないでしょうか。

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まとめ、というかマニアックポイント

ここまでで10,000文字超えてしまいました。

本当は「逃げ出す力」と「ウェルビーイング」にも触れる予定だったのですが、身体が言うことを聞きません (^^;
気になる人は、本買って読んでください(笑)

友村さんが、時々YouTubeでしゃべり疲れて「もう無理、ホントごめんなさい…」と言う気持ちがよくわかりました (^^ゞ

個人的に助かっていること

最後に、私が個人的に助かっているこの本の活用法を書いておきます。

私は、友村さんの動画は、ほぼ全部視聴していると思うのですが、時々

あれ確か友村さんはこう言ってたよな…

というようなことを確認したい時、もう一度動画を見ようと、サムネイルの中から探すのですが、なかなかたどり着けない時があります。

運良く、すぐに当該とうがいの動画が見つかったとしても、

どの辺で喋ってたっけ?

と、動画の中を行ったり来たりするのは結構大変です。

そんな時、本の中からすぐに見つけ出すことができるのは大変ありがたい!(^-^)

この本は、友村さんの動画の索引さくいんとして非常に有効です。
友村マニア(?)としては、本当にありがたい(笑)

友村さんには、動画がたまったら、ぜひ2冊目も出版していただきたいと思います。 (^^)

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