堺市の隠れた名店『銀シャリ屋 げこ亭』再訪:20年ぶりの美味しさと癒しのひととき

生活

もんのすごーく久しぶりに、銀シャリ屋 げこ亭に行ってきました。

実はこのお店、昔少しの間だけローカルサイトのwebライターをしていた時に取材したお店で、

いつか記事にしたいなぁ

と思っていたのですが、今回ふと思い立って行ってきました。
たぶん20年ぶりぐらいです (^^ゞ

「銀シャリ屋」というだけに、ここのウリは「白御飯」です。
おかずも1パック250円ぐらいからいろいろ選べますが、何と言っても「白御飯」(200円)!

牡蠣の殻入りの水で研いだ白御飯は絶品で、もっちりしていて、ほんのり甘くて、おかずが無くても、御飯だけで充分イケます(^^)v

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優しいおばちゃん

おかずは「250円位から」と書きましたが、詳細は不明です(笑)
一応、店内にお品書きは貼ってありますが、そこにはないメニューもたくさんあるのです。

お会計のシステムは、ずらりと並んだおかずのパックの中から、気に入ったものをトレイに載せていき、最終的におばちゃんが

200円、250円、400円…

と読み上げ、お兄ちゃんが電卓を叩いて合計金額を支払います。

今回の私のチョイスは、

白ご飯(中)
かす
卵焼き
ブリの照り焼き
おひたし

おにぎり(お持ち帰り用)
唐揚げ(お持ち帰り用)

で、合計1,950円でした。
どれもめっちゃおいしいです♪

マイ定食(笑)

驚いたことに、ブリの照り焼きも粕汁の鮭も、骨が1本もありませんでした。
自分で粕汁を作る時は、鮭の骨を抜いたりはしないので、ちょっと感動…。

おばちゃんはとっても優しくて、足を痛めて杖をついていた私を見て、粕汁をよそうお兄ちゃんに

魚いっぱい入れてあげて!

と言ってくれて、セルフサービスなのに、私のトレイを席まで運んでくれました。

ありがたいわぁ…。

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「飯炊き仙人」と蹲(つくばい)

=銀シャリ屋 げこ亭= 食堂
お店のまん中にある「蹲(つくばい)」の水は、かの千利休がお茶を点てた井戸水…。
牡蠣の殻入りの水で研いだ「白御飯」は絶品! ごはんだけ食べても、こんなにおいしいのは何故でしょう? 
「ハラが減ったら、何でもうまい」
と笑う亭主は、ただひたすらに「うまい飯」を炊き続けてきた。
まさに「匠」
─銀シャリの総本山─といわれる「げこ亭」の白御飯をご賞味あれ!

当時、私が書いた「げこ亭」の紹介記事です。
駆け出し記者が張り切って書いてますねー(笑)

「飯炊き仙人」と言われたおっちゃんは今はいませんが、代わりに入り口でおっちゃんの「等身大ポスター」が出迎えてくれました。(笑)

飯炊き仙人

「蹲(つくばい)」というのは縦長の井戸で、昔取材した時は、水が張られていたのですが、今回一応写真は撮らせてもらいましたが、水は閉めてあり、植木鉢が乗っかっていました (^^ゞ

現在この水を飲んでいるのは、この植木だけでしょうか? (笑)
おっちゃんにそっくりの息子さんが案内してくれました (^-^)

千利休が使っていたという位ですから、きっとこのあたりのお水はおいしいんでしょうね。

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銀シャリ屋 げこ亭

住所:大阪府堺市新在家西1-1-30
最寄駅: 阪堺電軌阪堺線寺地町駅から徒歩3分
TEL: 0722-38-0934
定休日:火曜日

「てくてく切符」(700円)で一日中乗り放題の、チンチン電車でのんびり出かけるのがお勧めです。

銀シャリ屋 げこ亭は、9:30~14:00までの、朝ご飯とお昼ご飯のお店です。
そして、真夏はご飯が美味おいしく炊けないのでお休みになります。
初めて行く方は、暑くなる前に行って下さいね。

今日相席あいせきした人が

来てみたかってんけど、ずっと閉まってたからどうなってんのかなー? って思っててん。

と話されてましたが、

夏場はご飯が美味しく炊けないからお休みなんですよ

と教えてあげたら

そういうことかー

と感心されてました。
そして、本日2回目のご来店だそうで、えらくお気に入りのご様子でした (^^;

今日は初めて来られた方が結構多いらしく、私が食べている間だけでも

あのー、初めてなんですけど…

と言って入って来られた方が3組もありました。
まあ、私も20年ぶりなのでえらそうなことは言えませんが…。(笑)

久しぶりの「げこ亭」、おいしゅうございました (^^)

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