初心者でも楽しめる二上山!歴史と自然を巡る旅と野鳥の癒やしスポット

生活

前回登った葛城山かつらぎさん(959m)より低い、二上山にじょうざん(517m)にチャレンジしてきました⛰️
今回は、この先チャレンジ予定の葛城〜二上縦走じゅうそうの下見もねています🙂

ネットの情報では

ベビーカーを押しながらでも登れる

とか書いてありますが、

ホンマか?

ここも、小学生の時に何回か登っているなじみの山でもあります。

が、前回そんな感じでナメていたら、えらい目にあったので、ここは慎重しんちょうに行こうと思います (^^ゞ

で、山地図アプリも入れてみました。
これも初チャレンジです o(^-^)o

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二上山万葉の森駐車場

ここはありがたいことに、無料の駐車場です。
平日ですが、来た時間が遅かった(11時30分)ので、あやうく満車になるところでした😅

まずはトイレを済ませます。
環境に配慮はいりょした「バイオトイレ」です🙂

1時間半くらい登ったところの「馬の背」までトイレはありませんので、必ず済ませておきましょう☝🏻

忘れ物?

トイレの入り口には「毒キノコ注意」の張り紙が…。
葛城山のヤマカガシ(毒ヘビ)といい、なんか毒に縁があるなぁ私…😓

でも、カエンタケとかちょっと見てみたいかも?

ちょこっとだけ案内看板をチェックして、登山口へ😃

採らない、食べない、売らない、人にあげない(笑)
「朝がゆ会」美味しそうですな(^^)
太子町マップ
イザ、しゅっぱーつ!

ヤマレコで立てた計画

ヤマレコ(山地図アプリ)で最初に立てた計画では、「林道入口」から出発のはずだったのですが、いざアプリを立ち上げてみると、「二上山万葉の森駐車場」が出発地点になっています。

「林道入口」とはちょっと位置がズレている…。

何かいきなり違う感じですが、とりあえず登山スタート!(笑)

当初の計画
実際
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鹿谷寺跡

土がけずれて丸太まるたき出しになっている、年季ねんきはいっていそうな山道を登り始めてすぐに、ひらけた場所に到着しました。

上ノ太子駅までさっさと歩いて1時間ってとこね (^^;
とりあえず水場は撮っておく(笑)
割と傷んでますね。
もはや階段というよりハシゴ…。
広いトコに出た!

鹿谷寺跡ろくたんじあと」という奈良時代の石窟寺院跡せっくつじいんあとで、十三重じゅうさんじゅうとうと、比較的ひかくてき保存状態の良い仏像の壁画へきがおがむことができます。

十三重の塔は供養くようを目的としたものが多く、鹿谷寺は8世紀ごろに建てられ、この十三重の塔は、日本最古のものだそうです。

周辺からは、やはり日本最古の貨幣かへいである「和同開珎わどうかいほう」が出土しゅつどしています。

日当たりの良い開けた場所で、桜の木に囲まれたほっとするお寺です。
桜の季節になったら、またおとずれてみたいですね😊

十三重塔
看板もだいぶくたびれてます (^^)
桜、キレイでしょうねぇ (^-^)

しばし休憩きゅうけいして、先に進みます。

しかし、普通に山道です。
これ、ベビーカーを押して登るの無理でしょ😅

凝灰岩ロッククライミング(笑)
ベビーカーかつがんと… (^^;
作りかけのベンチ
倒れかかってる?!
まあ、でも整備は進んでいるようですね (^^ゞ
展望、開けました! (^^)
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展望台

突然、舗装ほそうされた道に出ました。
もしかしたら、ベビーカー登山はこの下から登ってくるのかもしれません😅

舗装道路の始まり
これならベビーカー押せるわ(笑)
岩屋方面は舗装道です

分岐点ぶんきてんには、時々ダイヤモンドトレールと書かれた石柱せきちゅう石碑せきひがあります。

ダイヤモンドトレール(通称つうしょうダイトレ)は、屯鶴峯どんづるぼうから槙尾山まきおさんまでのロングトレイル。
金剛葛城こんごうかつらぎ山系の稜線りょうせんを縦走する長距離自然歩道です。

次回予定の、葛城〜二上縦走は、ヤマレコとこのダイヤモンドトレールを頼りに、挑戦します o(^-^)o

山頂方面は砂利道ですが、広くて平で歩きやすい (^^)
ベンチだけど埋まってる (^^;
11月なのにアジサイが咲いてます

舗装された山道をサクサク行くと、何やら黄色い建造物けんぞうぶつが…。
展望台でした。

2階建て+屋上で、お天気の良い日に1・2階で休憩する人はいないと思いますが、急に雨に降られた時などは、屋根があって腰掛こしかけるところもあるので、雨宿あまやどりできてありがたいと思います😌

螺旋階段らせんかいだんを上って、上まで行くと良い景色です😊
ながめが良くて人もいないので、ここで景色を見ながらお弁当を食べることにしました😋

まん中のトンガリはPLの平和塔です

お弁当を出す前に一服していると、何やら人の上がってくる気配が。

大きな犬を連れたお兄さんが、展望台に登ってきました。
このお兄さんも普段ふだんから山登りをしていて、今回初めて犬を連れてきたのだそうです。

「初めて山地図アプリを使ってみた」話をすると、

何のアプリ入れてるんですか?

たずねられ、

ヤマレコです

と答えると、会話終了。
どうやらお兄さんはヤマップ派のようです😅

ワンコに、妙になつかれました(笑)
しっぽフリフリ体をり付けてきて、なかなか離れてくれません。

お弁当が出せない…。

ワンコとお兄さんが下に降りてから、やっとこさお昼ご飯にありつけましたとさ(笑)

ワンコ登場!
スリスリ
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雌岳

展望台で昼食を済ませた後、砂利道じゃりみちから再び山道へ入ります。

道標に「雄岳おだけ山頂」と書かれた方へ。
「雄岳山頂」の上に、なぜかマジックで「雌岳めだけ山頂」とも書かれています😅

しばらく登ると分岐点に出ました。
山道と石だたみ、どちらでも山頂に行けそうなので、歩くのが楽そうな石だたみの方に向かいました。

鳥の巣箱と東屋あずまや発見。
巣箱の主はお留守のようです。

東屋では、おじさんがマイコンロでお味噌汁を作って食べていました。

コンロいいなぁ

寒くなったら、お湯をかして、カップヌードルの昼食っていうのもアリかも😋

雌岳山頂

雄岳を目指めざしていたはずなのに、なぜか雌岳山頂に到着😅

せっかく山地図アプリを入れたのに、全然地図を見ずに、適当に歩いてしまいました(笑)

石造りの大きな日時計の周りに、ベンチがいくつかありました。
私は辰年生まれなので、一応辰の刻のベンチに腰掛けて休憩。

日時計

山頂付近は割と混雑こんざつしていて、お弁当を広げている人がいっぱいいました。
展望台で昼食にしたのは正解でしたね🙂

雌岳山頂の広場には、イチャコラカップルが1組いて、づらいので一瞬で通過😓

それでみんな手前でお弁当を広げていたのね…。

カップルを背に撮影 (^^;

それでは、今度こそ雄岳&大津皇子おおつのみこ墓に向かいます😌

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馬の背

いかにも、毒っぽい色合いのキノコを見ながら下り、馬の背に到着。
少し開けていて、トイレもあるので小休止している人が多いですね。

毒キノコ?
馬の背
トイレ

ここで、展望台で出会ったお兄さんとワンコに再び遭遇そうぐう
一応、地図アプリで確認はしていたものの、念のため、ちゃんと雄岳に向かっているか方向をたずねてみると、

大丈夫、あってますよ!

ということなので、一安心。

ここで出会ったおじさんから、耳寄みみよりな情報をキャッチ😊

野鳥(ヤマガラ)が餌付えづけできるスポットがあるとのこと。
手のひらに乗せたひまわりの種を、ヤマガラさんが食べに来てくれるそうです😍

そういえば、チラッとそんな情報をネットで目にした覚えが…。

すっかり忘れていたので、えさになりそうなものを何も持っていない私🥺

道中、

何かないかなぁ…。

と、下を見ながら歩いていると、セミのがらを発見!

これでだまされてくれないかしら?

と、とりあえず一応ひろって、こわれないようにウエストポーチにおさめる(笑)

鳥のエサ候補(笑)

さて、野鳥スポットの前に、雄岳へ行かなくちゃ!

イザ出陣!
ヤマレコの地図、水色のラインが予定の道でピンクが実際たどった道。
グダグダや(^^;
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雄岳

大津皇子

雄岳山頂の少し先に、大津皇子墓があります。
ここは、今回の登山の目的の1つでした o(^-^)o

子供の頃に読んだ、里中満智子さんの「天上の虹」という持統天皇じとうてんのう生涯しょうがいえがいた漫画まんがに出てくる登場人物の1人です。

大津は文武両道ぶんぶりょうどうすぐれ、皇位継承こういけいしょうしてもおかしくない血筋ちすじでしたが、後に失脚しっきゃくし処刑されてしまう悲劇の皇子です。
実際はどうなのかは分かりませんが、漫画ではかなりイケメンに書かれていました(笑)

子供の頃読んだ漫画の登場人物が実在していて、そのお墓参りができるって、ちょっとした浪漫ロマンじゃないですか😌

そんなこんなで、

山頂まで行くのなら、少し足をばしてお墓参りもしてこよう!

と、思ったわけです。

また道を間違えた?

馬の背を出発して広場を通過、経塚きょうづかとおやしろ(神社?)から先に進むと、「大津皇子御墓東1丁」と書かれた石柱せきちゅうが…。

え?

大津皇子墓に着いてしまいました😅

雄岳山頂は?

国定公園の看板
広場
経塚
アレ?
アレアレ?

とにかく、お参りです🙏🏻

さすが天皇家のお墓、きれいに整備されていて、宮内庁くないちょうの看板もあり、山の中とは思えないほどキチンとされています。

歴史に思いをせながら、冥福めいふくをお祈りさせていただきました😌

大津皇子墓
山を登って整備に来ている人がいるんですね (^o^)

雄岳山頂

で、雄岳山頂ですが、このたびは地図を確認しながら慎重しんちょうに来たので、道は間違っていないはずです。

何故?

と思っていたら、実はすでに通過していたのでした😅

復路ふくろで看板に気が付きました。
国定公園の看板の下の方に、小さな看板がささやかーに鎮座ちんざしていました😓

まさかの見落とし (^^ゞ

なんとも地味で目立たない山頂です。

奥さん(雌岳)の方が強いのかしら? (笑)

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野鳥スポット

次の目的は「手乗り野鳥」

雌岳周辺の「出会いの広場」か「野鳥観察スポット」で手のひらに豆を乗っけていれば、鳥さんが来てくれるらしいのですが、地図に表示はなく、とりあえず雌岳に戻りましたが、広場がどれなのかわからず😓

観察スポットは、もしかしたら巣箱のあったところかな?

行ってみると、手をげて野鳥を呼んでいるオジサン発見!

ここだ!

このコが来てくれます (^^)

早速さっそく、道中で拾ったセミの抜け殻を手のひらに乗っけてみる😅

こんなのでダマされるかなぁ…。

ダマされたw
どゆこと!?

気の毒に思ったのか、先にいたオジサンがピーナッツを分けてくれました😊

ちなみにオジサンは、豆なしで鳥を呼んでいました😳
プロです(何の?)😁

ピーナッツ効果すごいです。
ヤマガラさんが次々やってきては、ピーナッツを1つずつ加えて飛んでいきます😍

キターw
イタダキマス

残り1個(ピーナッツ)になったので、

これがなくなったら下山しよう

と思っていたら、別のオジサン登場。

 
 

そんなんより、こっち(ひまわりの種)の方が鳥くるで

と、私の手のひらに、ザラザラとひまわりの種を乗せてきました。

もう下山しようと思っていたのですが、無碍むげにはできず、

困ったなぁ…。

と思っていたら、1羽やってきてピーナッツの方を持っていきました。
ヤマガラさんは、ひまわりの種よりピーナッツの方がお好みのようです(笑)

ピーナッツオジサンと私は苦笑い。

興味ナシ

ひまわりの種オジサンは、面白くなさそうで、ベンチの上にひまわりの種をばらまき始めました。
もうこうなったら、ヤマガラさんは来てくれません。

ちょうど良いので、私ももらったひまわりの種をベンチの上に置いて下山を始めることができました。

ちなみに、午前中の方が鳥はたくさん来るそうです。

私が野鳥スポットに到着したのはお昼過ぎ。
この時間だと、鳥たちはおなかいっぱいで、食いっぱぐれたコか、食いしん坊のコしか来てくれないのかもしれませんね(笑)

水飲み
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下山

さて、史跡しせきをたどりながら、ぼちぼち下山していきます。

明るい山道
お花

岩屋

奈良時代に作られた石窟寺院。
中央に三重の石塔、北壁に三体の仏像が刻まれています。

手作り道標?
岩屋到着
岩屋の歴史
仏像と三重塔
三重塔

千年杉

岩屋の前に横たわる千年杉。
平成10年の台風で倒れたのですが、それまでは「岩屋の千年杉」と呼ばれ、雌岳の中腹にあったそうです。

千年杉
反対側。岩屋杉を後に、石切場跡へ向かう

石切場跡

ここから切り出された岩が、高松塚古墳の石槨せっかくに使用されたと言われています。

森林浴しながら石切場へ
もうすぐ到着
着きました (^^)
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いろいろ写真館

キノコ写真館

目についたキノコを撮影したのですが、さて毒キノコはあるかな?
残念ながら、カエンタケには出会えませんでした (^^ゞ

せせらぎ写真館

舗装道のルートには、小川がいっぱいありました (^^)

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まとめ

今回もかなりグダグダでしたが、何とか無事に日のあるうちに下山できました😃

次はいよいよ縦走です!
そして、そのためのヤマレコです。

定期的に時刻と標高ひょうこうを知らせてくれたり、道を間違えた時も教えてくれるので、早めにリカバリーできます。
無料版でもこの機能が使えるのはありがたいです (^-^)

単純な登山と違って、地図がないとやはり縦走は不安ですからね😌

がんばるぞー💪🏻

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